のりくら高原温泉は乳白色の硫化水素泉で、館内にはほのかに硫黄の匂いが漂ってきます。
この珍しい酸性の温泉は除菌力に優れ皮膚病をはじめ様々な効能があるとされており
リピーターが絶えない温泉になっています。
のりくら高原温泉の源泉は白骨温泉源泉よりも上流に位置する
乗鞍岳の中腹、標高約2000mから引湯しています。
元々は自然噴出し渓谷に流れ込んでいた温泉を昭和51年に引湯が成功しました。
この源泉の歴史は謎に包まれており安房峠が開通したと言われる西暦800年ごろとも、
土器が出土することから原始時代からとも言われています。
男女それぞれ木枠作りの露天風呂がございます。
源泉かけ流しの乳白色の硫黄泉は、晴天の空や満点の星空のもと
24時間入浴可能となっております。
源泉名 | 湯川源泉 |
---|---|
泉質 | 単純硫黄温泉(硫化水素型) |
泉温 | 46.8℃ |
㏗値 | 3.3 |
適応症 | きりきず、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症など |
のりくら高原温泉は実は最初から乳白色ではありません。
源泉が酸素と反応して、湯船に白い沈殿物が生成されます。
この湯の花をお風呂や桶で溶かし入浴や足湯が
楽しまれてきました。